NTT西日本 四国電電ビル物語(Web版)

 NTT四国電電ビルは、小説「坊っちゃん」の主人公(夏目漱石)が赴任してきた松山中学の跡地にあります。鉄筋コンクリート5階建てで、昭和37年(1962)10月23日落成。記念として玄関には漱石に関するモニュメントを設置。由緒あるユーカリの苗が記念樹として植えられました。◯四国電友会会報第174号(平成28年4月)の紹介


現在の電電ビル

右のユーカリは、松山中学の校庭にあったといわれる樹。
2021.11強風のため枝は折れ伐採、太い幹だけになりました。

初代電電ビル

この写真は、S35(1960)時当時の電電ビル。
平成27(2015)年に丹下友文さんから寄贈されたものです。


夏目漱石の記念碑

松山中学の碑

〇(S18)1943年12月 1日 松山逓信局として発足 松山市末広町(伊予鉄道社友会館)
〇(S19)1944年 4月27日 仮庁舎へ移転     松山市一番町(商工経済会ビル)
〇(S20)1945年 7月10日 移転         松山市清水町(松山経済専門学校)
〇(S21)1946年 1月   移転         松山市大可賀(丸善石油倉庫)
〇(S21)1946年 6月 8日 移転         松山市二番町(郵政弘済会ビル)

〇(S22)1947年 8月18日 初代電電ビル落成   松山市一番町4−3(現在地)
 松山東高等学校(現持田町)の前身で、坊っちゃんが赴任してきた 愛媛県尋常中学校があった。
 後に、松山赤十字病院(現文京町)となりその後に移転。その跡地に木造で新築。

〇(S27)1952年 8月 1日 日本電信電話公社発足 四国電気通信局となる
〇(S37)1962年10月23日 新しい電電ビル落成  (鉄筋コンクリート)
〇(S60)1985年 4月 1日 日本電信電話株式会社発足 四国総支社に改称

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